ICT支援員と授業支援

iPadを使用する授業では、ICT支援員が実際の授業にサポートで入ることがあります。
授業のメイン、教科の内容は担当の先生が、ICT支援員はiPadなどICT機器の操作について、先生や子どもたちのフォローをするという役割分担をしています。

私は担当する『教科の内容には侵略しない!』と、心に決めて臨んでいるのですが、国語以外で単純に”漢字の読み方がわからない”なんていう質問がきたときには、膝から崩れ落ちそうになりながらも対応してしまいます(苦笑)

先生方はICT機器の操作に慣れている、慣れていない関係なく、教科の内容に集中できますし、ICT支援員は機器の操作や扱い方など、先生方とは違った視点で子どもたちを見ることができます。

特別支援教育の場合、一クラスの児童、生徒の数が少ないので、授業参観など時と場合によっては、私自身も“子どもと一緒に授業を受ける”という姿勢で教室に入ることがあります。児童一名と先生一名とか、児童生徒が2名とか。お互いに意見を交換しあう、一緒に実験に参加する、体操をするなど、これがちょっと…いや、ちょっとどころかかなり楽しい!

どちらにしても、個人的には相談室や待機室で先生方からの相談を待っているよりも、どんどん教室に入って行く方が好みです。潜在的な課題を見つけたり、経過を見たりすることができるので、ICT活用の展開スピードも速い気がします。