使い難さもご愛敬

今年になって購入したヘッドホンだが、それの後継機が出たという話を目にしてしまった。
後継機ということは、性能がアップデートされているのだろう。
なになに、充電ケーブルがtypeC端子に?ハイレゾ音源に対応? 欲しい。
ただふと、同じようなヘッドホン2本もいるだろうか?と我に返った時こう思う。

一体、私はいくつのヘッドホンやイヤホン、スピーカーを持っているのだろう

 

同じようなガジェットを複数所持してしまっているのは、ガジェットオタク特有の行動だと私は思うのだ。
なんなら共感が得られるとさえ思う。
周りから、全部同じじゃない、と言われてしまえばそれまでだが…。

 

ケーブル然り、モバイルバッテリー然り
日々技術はアップデートされていく中、ガジェット達もアップデートされていく
アップデートと言うと良く聞こえるが、実はそうでない場合もある。

 

個人的なところでいくと、iPhoneのイヤホンジャック廃止がそれにあたる。
防水性を高めただとか廃止して空いたスペースを利用して機能向上を図っただとか、様々な理由があるらしいのだが
Apple 側から、イヤホンジャックを廃止した明確な理由は語られていないのだ。
なので、今まで使えていたイヤホンを特に理由もなく手放すことになる。

 

また、某アプリでは、ボタン配置などレイアウトをがらりと変えデザインの一新を何度か行った。
アプリのレイアウトが変わる度、大半のユーザーから「戻せ」と言われるくらい使いにくくなり不評であった。

 

ただ、不満だと言いつつも、最終的にはユーザー達はあの手この手で使い慣れていく。
使い難さもご愛敬と言うべきだろうか。
アップデートに真新しさも必要だとは思う。
ユーザーの適応力に期待するのではなく、前に倣うことも忘れないでほしいと思いを馳せておく。