物理的に距離のある場所の装置や設備を、ネットワークを介して管理・制御することを遠隔管理と呼ぶ。
一番身近な物でいえばリモートデスクトップが遠隔管理にあたる。
パソコンAを離れた場所にあるパソコンBで操作する、というのがリモートデスクトップなのだが
遠方から自宅のPCにあるファイルの確認や、PCだけではなく、タブレット端末にアプリをインストールさせたり
リモートワークやサポートと用途は様々である。
実際遠隔サポートを受けてみると、ひとりでに自分のPCのマウスカーソルが動き出すので面白かったりする。
難点は、誰でも使えるツールではない点だ。
一歩間違えれば、必要なデータを削除してしまう可能性だってある。
操作をする人には慎重さと一定の知識が求められる。
また、ネットワーク環境が必要になる点もある。
端末の電源は入っていてもネットに繋がっていなければツール側からの操作ができない。
こうなってしまっては、現地まで行って端末を確認するしかない。
実際目の当たりにしたのは、iPadに対してMDMからアップデート信号を送った際
一部の端末はWi-Fiに接続していなかった為にアップデート信号が来ておらず、アップデートができなかったことがあった。
(ストレージ容量のこともあるので、一概にネットワークのせいともいえない)
便利な物は少しクセがある。