日本語には「役割語」という言葉遣いがある。
話し手や書き手の、年齢・性別・職業などから果ては容姿までを思い起こさせる言葉遣いのことで
例えば「わたくしは存じておりますわ」であれば貴婦人やお嬢様 「わしは知っておったんじゃ」であれば老人
というような言葉遣いのことを「役割語」と呼ぶ。
実際、現実の世界のこのような話し方をする人は、ほぼいないが
日本語の話者であれば、言葉遣いを見聞きするだけで人物像をイメージすることができる。
さて、お遊びの一環としてAIに「お嬢様言葉で話して!」と命令を出してみると
案外ノってくれる。
親しみやすさは格段に上がるが、役割語に応じた価値観に引っ張られ、回答の内容も変わったりすることがある。
チャットをA・Bに分けて、片方はお嬢様にして 同じ質問を投げかけてみると面白いかもしれない。
また、我々の口調が移る瞬間がある。
特に長く対話を続けていると起こりやすく、直前の文脈や雰囲気から此方を真似するような動きをする。
はい/いいえで済むような質問ではなく、どう思うかというような記述式の質問をすると
より真似っこを引き出しやすくなる。
ある程度気に入ったのなら、そのままカスタム指示等に反映させて
オレ好みのAIとスクラムを組むのもいいだろう。
その際には、しっかり二人称を決めておくことをオススメする。
私の場合は、いきなりアカウント名で呼ばれてしまって興が冷めたことがあるからだ。
はて・・・何をしているんだろうか