充電器から体に悪そうな音がする。

静かな部屋でスマートフォンを充電していると、充電器から「キーン」という音が聞こえたことはないだろうか。
あるときはエアコンの運転音、冷蔵庫が突然動き出す音、LED照明のかすかな「ジー」という音。
普段は気にならないが、一度意識してしまうと妙に耳につく。
こうした音…ノイズは、生活の中に当たり前のように存在している。

 

例えば
「スマートフォンの充電器」「ノートPCのACアダプター」「エアコンの室内機・室外機」「冷蔵庫のコンプレッサー」「LED照明」…
などが挙げられる。

よく聞いてみれば「確かに」と思うはずだ。
これらは、モーターやコイル、スイッチング電源といった部品が動作していることで発生する音である。
つまるところ、ちゃんと使えている証拠でもある。

ノイズである以上、身体に悪いのではと思ってしまうだろうが
一般家庭で使うような家電やガジェットから出るノイズが、身体に害を為す可能性は低いと言われる。

もちろん、例外はある。
例えば、工事現場のような大音量であれば耳への負担は大きくなるし
睡眠を妨げるほどの騒音であればストレスの原因にもなる。

 

一方で「あの音がどうしても気になる」という人もいる。
モスキート音のように高い周波数の音は、若い人ほど聞き取りやすく、年齢とともに聞こえにくくなることが知られている。
そのため、同じ部屋にいても
「何も聞こえない」派と
「ずっと鳴ってるけどなあ」派に分かれることもある。

聞こえる・聞こえない以外に、不快に感じるかどうかも個人差が大きく
結局のところ、重要なのは音そのものではない。
重要なのは、睡眠を妨げたり、集中できなかったり、強いストレスになったりと生活に影響を及ぼしているか否かである。
「ノイズ=健康被害」と決めつける必要はないが「気にしすぎだから」と片付けるのは少々荒っぽい。

音に対する感じ方には個人差があり、生活の質やパフォーマンスを左右することもあり得る。

 

身の回りには、普段耳にしないだけで様々なノイズが発生している。
ヒトには心臓の鼓動や呼吸音があるように、家電やガジェットを使う以上ノイズを消すことはできない。
今日も家電達は元気だなと思っておくと、少しはラクになるだろうか。

気にならないか、と言われればそれはまた別の話。