学校でGoogle関連の研修をするとき

昨年度から学校で教職員向けにGoogle関連の研修を行うことが増えたのですが、MeetにしてもClassroomにしても、まずはじめに『Google workspace for education』とは?という説明が必須なんです。

「Meetの研修会をしてください」「Classroomの使い方について、研修をお願いします」(20分から30分くらいで)という要望がよくあるのですが、いざやってみると”Googleアカウントでログインしたことがない””Gスイーツ…だっけ?”Googleのアカウント??””パスワードがわからない”といった方が必ず出現するので、Google関連の研修でスムーズに運ぶことってあまりない。

Meetをただ繋げるだけならカンタンです(パスワードを忘れてログインできず、脱落される人もいます)が、実際にこれから利用していくとなると、Meetと連携しているGmailやClassroom、Googleカレンダーなどの説明も必要なので、Google workspace for educationとは?という全体像の話がしたい…しなくても、Meetが繋がった!だけで研修会は良いのかもしれないけれど、近い未来につまずくことが予想できてしまう…

そこから次にClassroom、ドライブ、Forms、jamboard、スライド……って各学校や現場がどこまで進めていくのか…?ですが、Google workspace を活用していくのなら、Meetなんてほんの”入り口が見えた!”くらいのものですよ。これから行くGoogle workspace の道に、ゴールや終わりはありません。Googleはこれからもサービスのリニューアル、改編、名称変更、仕様変更…呼び方は何でもよいですが、かなり短い期間でやってくることでしょう。

各学校の状況に合わせて、まずはGoogleWorkSpaceのどの部分を切り取って活用を進めていくのか?ICT支援員も見通しを立て、しっかり見極めながら実行していかないと、みんなが苦しくなってしまう…と感じているところです。上手く活用できると、様々なツールやサービス、機能が用意されているので面白そう!と思っているのですが、まだまだ遠いかな…