学用品選びは慎重に

私事ではあるのだがほんのつい先日のこと、我が弟が中学を卒業した。
晴れて高校生となれるようである。
現在は入学書類なるものを作成中とのことで、一難去ってまた一難といったところだ。

 

さて。
そんな弟の卒業と共に、我が家では家族会議が開かれていたそうだ。
議題は「ChromebookかiPad、どちらを購入するか」である。
どうやら学校から購入をするようにとお達しがあったようで
未だ病が流行る状況での授業を視野に入れてのことだろうか。

 

やはり時代の流れというものなのか、田舎なあの町にもGIGAスクールが入り込んでいる。
高校生当時の電子機器と言えば、ガラパゴス携帯くらいなものが、時代の進歩というものを感じる。

購入を、と言われると気になってしまうのはやはり価格面だろう。
その点で言えばChromebookは安価であると言える。
iPadにキーボードを付けようとすれば、それだけでも値が張ってしまう。
一方Chromebookでは、初めからキーボードが付属していてiPadより安価なのだ。
そう書いてしまえば魅力はある。

 

安価であれば良い訳でもないのが、タブレット端末や電子機器の良くないところだ。
いくら安価だと言われるCromebookでも、ある程度の性能を望むなら値段は吊り上がる。
そうなるとiPadとの価格差はほぼ無くなると言っていい。

価格が同じなら、次に気になるのは性能や操作感だ。
こればかりは、触ってみるまで分からない。
できることなら、実機を使い比べてほしい。
4年かそれよりもっと長く付き合う物なのだから、慎重に選ぼう。

ある時は教科書に、またある時は教室そのものに。
タブレット端末はいつの間にか学用品となったらしい。