過度な期待をしないこと。

最近、ネット依存やゲーム依存という単語をよく耳にする。
個人的には耳の痛い話題だ。
何せゲームに打ち込んだ時間が勉強していた時間より長い自覚があるからである。
なんなら食事も惜しんで一日中ゲームをしたこともある(一度だけだが)

 

とはいえ、私自身「依存症か?」と聞かれると「違うかもしれない」と首をかしげる。

現状ゲームに関しては、できないならそれでいいというスタンスだ。
お腹がすいたらネットをゲームをやめる、眠たいならゲームより布団をとる。

依存症と呼ばれる人たちは、食べる寝るなどの根源的な欲求よりもゲームを優先させてしまう傾向にある。
私は、強いキャラにしたくてハイスコアを出したくて、課金したり・あれこれ躍起になったことがあるので
分からなくもない話といえる。

 

しかし、考えてみてほしい。
躍起なったとして手元に残るモノは何か
費やした金額と時間で得たモノは何か。
一時は満ち足りた気分になるだろうが、得るモノも残るモノもないのだ。

インターネット並びにゲームというモノでは、欲望が満たされることはなく延々と続けてしまうそうだ。
おまけに近頃のゲームには明確な終わりがないことが多い。
アップデートやイベントで長期的にプレイしてもらおうとするゲーム側の努力が垣間見える。

それならゲームは悪なのだろうか。
一説では、適度にゲームをすることで
自尊心・視覚空間推論力(いわゆる空間認識能力)等を高められる可能性があるという。

ただし「 適  度 」に ゲ ー ム を し た と き の話である。

何事も過度なのはよろしくない。
用法用量をよく守れとはよく言ったものだ。