「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない」をプラスに変換してみたら…

GIGAスクール構想の目的といえば「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない」という一文がありますよね。
その後には、公正に個別最適化された学びや創造性を育む学び…と続くのですが、令和元年に出た当時の文部科学大臣のメッセージでも有名です(教育やICT関連の業界では)

令和元(2019)年以前からICTで特別支援教育に関わっていたので、ついに一般の学校でもこういった考え方が浸透していくのか…と思ったりしたものですが…
はたして5年目の今の現状はどうでしょうか…
ある程度できていると思うという学校も、そうではない学校も…いろいろあるとは思います。

私の個人的な話ですが…少人数の特別支援学校から入ったためか一斉授業や集団教育に不慣れすぎて、一般校ではどうしても目立つ子に意識が向いてしまうことが多くありました。
手を挙げて積極的に発言する子、分からないことがあったらすぐに助けを求める子、先生に注意されがちな子…
ふと気が付くと、静かに黙々と取り組んでいる子にはほとんど目が向いていなかったのです…

「多様な子供たちを誰一人取り残すことのないよう」に意識しすぎて、自分で出来る子や1人静かに頑張っている子を取り残していたのではないか?と反省しました。
そこで、これからはICTで”一人一人が活躍できる学びの場を実現する”という、プラスで捉える視点に切り替えたのです。
(取り残すことのないって、どうしてもマイナスからの発想なイメージでして…WHOのICIDHとICFのスタート地点の違い的な…)
すると…これまでの取組み+αで、さらにICT活用の幅が広がることに…

プラスとマイナス両方の視点を持てたら良いのですが、逆にどちらかに偏っていると思う場合は、一度反対側へ振り切ってみるのも良いかもしれませんね。