2025年7月5日の予言とエコーチェンバー現象について

6月も最終日。今年ももう半分が過ぎたということですね。
明日から7月ですが、7月といえば2025年7月5日の予言のことをご存知の方はどのくらいいるのでしょうか。
ChatGPTに「2025年7月5日の予言のことを知っていますか?」と聞いてみました。
生成AIはインターネットから情報を集めてくるので、当然知っているでしょうが…それを”知っている”と表現して良いのかどうかはとりあえず置いておきます。

ChatGPTは”どんな予言なのか?””出典や広まった背景””科学的・現実的には?””心構えとして”という4つの項目にまとめて返してくれました。
さらに「日本に住んでいる何割くらいの人が、この予言について知っていると思いますか?」と聞いてみた…つもりが「何割」ではなく「七割」と誤変換したまま送ってしまったので”七割の人が知っているとは考えにくいです。”と珍しく否定的なお返事。そこらへんはしっかり返してくれるんだと感心しながらも、かなり現実的にその理由を述べてくれました。

ざっくりまとめて、個人的にはこういうことだと思ったので、そのまま「エコーチェンバー現象と言っていいですか?」という問いに”「2025年7月5日の予言」が一部の人たちの間で盛り上がっている状況は、まさにエコーチェンバー現象と呼べます”と、今度はハッキリと肯定的なお返事。

エコーチェンバー現象とフィルターバブルが組み合わさると、どんどん同じような意見や考えの人たちと繋がり、SNSで関連した情報も次々と表示されるため、ますます逃れられなくなってしまいます。
最近なんだか変に正義感を振りかざす人が増えた気がする(←あくまでも個人の感想)と思うのも、この辺りに原因があるのかもしれない…と思い、最後の質問でChatGPに聞いてみました。
どうやら、インターネットの影響(とくにSNS文化)による一種の弊害として考えられるとのこと。
SNSでいいね!をもらうのは承認欲求が満たされるからというのは、もう過去のこと。今や、正しいことや誰かの批判に対して共感を得ることが目的化されているとかどうとか…
事実かどうかは別として、生成AIとやりとりをしていると、頭の中でぼんやりとしていることが言語化されたり、違った角度で返してくれたりするので参考にしてみると面白いですね。

生成AIをまだインターネット検索レベルでしか使ったことがないという方は、こんな風に質問すれば良いんだ~と参考なれば良いかな?と思います。
また同時に、子どもの頃から学校や授業の中で「いろいろな考えや意見の人がいる」ということを、リアルに体験できる場を増やすことが大事だとICT支援員の立場で考えるのでした。