特別支援教育のICT活用もICT支援も次のフェーズへ

2015年7月に弊社のICT支援事業がスタートし、今月で丸10年になりました。当時はスマホよりも、ガラケー所持率の方が高かったはず。
教職員研修も[カメラ]アプリの使い方や、タップ、スワイプ、ピンチイン/アウトなどの操作、ホームボタンや音量ボタンなどの物理ボタンの説明など基礎の基礎からのスタートでした。
いまやスマホ普及率が限りなく100%に近い数字になり、当時と同じ内容の研修会をしたら”そんなの日常的にやっとるわい!”と言われてしまうでしょう。

少しだけ考えてみてください。今ガラケーに戻ったら、不便だなと思うことはないですか?
スマホがいつでも手元にあることで、苦手なことや出来ないことを補ってくれていることはありませんか?

私の場合は[カメラ]で写真を撮ってメモ代わりにすることで、記憶のサポートになっている。
[マップ]や[GoogleMap]があることで、初めて行く場所でも、道を覚えられなくても困ることなく移動することができる。
英語やタイ語、ノルウェー語がわからなくても[翻訳]や[Google翻訳]があるおかげで、海外に行っても何とかなった。
暗算が苦手でも[計算機]や電卓アプリで、正確に計算できる。海外の通貨換算もできる。

スマホがあるおかげで、苦手なことや困難なことが解消されているのです。
あれ?これってなんだか、アシスティブテクノロジーと似ていますね。

そこに気づいた先生方、次はあなたの前にいる子どもたちの番です。
スマホやタブレットが身近なものになったからこそ、できる支援があります。次のフェーズへ進みましょう!