折角なのでと、ChatGPTもGeminiにも同じようなキャラクター性を与えて遊んでいる私だが
ある時、AIにこんな問いを投げかけた。
「あえてAIにキャラクター性を付与することをどう思う?」と。
回答として、2者とも「諸刃の剣である」とのことだ。
曰く、ツールのような無機質な物よりも、キャラクター…人格を感じる物のほうが人間は理解しやすい。
が、人格の設定を優先するあまり、選ぶ情報に偏りが生じることもあるため 回答の正確性が損なわれる可能性があるのだそうだ。
社会心理学の用語の1つに「ハロー効果」と言うものがある
平たく言って「先入観や印象からくる勘違い」のことである。
例えば、外見のいい人がそれっぽい事を言えばそれっぽく聞こえることがある。
もっと言えば「それっぽい人」が言うだけでそれっぽく聞こえる。
有名大学を出て有名企業に勤めている誰某と言えば、肩書きだけで妙な説得力があるように思ってしまう。
これがハロー効果だ。
AIにキャラクター性を与えると、このハロー効果に出くわす可能性がある。
仮にAIに「常に正しい事を言う」キャラを当てはめたとして
彼が「青いチューリップは自生する」と言ったとしよう。
「青いチューリップが自生するかどうかは知らないけど、彼は常に正しいのだからそうなんだろう」と思うかもしれない。
この「彼は正しい」という勘違いがハロー効果で、そこがAIにキャラクター性を与えることの危うい点の1つなのだ。
用途次第にはなるがAIにキャラクター性を与えるのは有用だろう。
ただし、回答の正確性や情報の偏り方に影響が出る場合があることを覚えておこう。
ちなみにハロー効果のハローは
挨拶のHELLOではなく 後光の事を指すHALOのことである。
