アプリの開きすぎにはご用心

知らぬ間に葉月、8月になっていた。
”葉月”の由来は「木の葉が紅葉して落ちる月」だそうだが
夏はまだまだこれから。
ついでに言えば残暑もある。紅葉にはまだ早いのではないだろうか。

 

さて、つい先日某学校で「とあるアプリの挙動がおかしい」という現象に立ち会った。
使っていたiOSアプリは「ピッケのつくるえほん」(気になった方は是非、調べてほしい)
という、自分で絵本を作ることができるアプリなのだが
おかしいと言われているiPadの画面を見てみると、確かにおかしい。
メニューボタンが消失していたり、画面が全体的に黒くなって操作不可
極めつけはデータの保存失敗…。

この現象、1台だけでなく複数台で発生していたのだ。

こういう現象が発生した場合は「アプリの終了」をしてしまうのが手っ取り早い。
アプリを終了させることで、大抵のバグなどの不具合は解消される。

今回もそのパターンかと思いきや、一部のiPadでは不具合が解消されなかった。

 

何故なんだろうと、我々は軽く頭を抱えた。
頭を抱えた末、ある可能性が浮上する。

 

「バックグラウンドでアプリが複数動いているのでは?」

 

確認をと、不具合のあるiPadを試しに覗いてみる。
5個~8個程度 様々な量のアプリが動いているのが確認できた。
ならばと、全部のアプリを落としてみる(Appleは非推奨)。
これで殆どのiPadで不具合が解消されたが、ごく一部のiPadではまだ引き続き不具合が起きていた。
こうなってくると再起動だろうか…というところで時間切れ。

 

しかし、ある程度のiPadで不具合が解消できたので「アプリの開きすぎ」が原因の一部だったことは間違いないだろう。
もしも、アプリが使用中に挙動がおかしくなった場合は「アプリの終了」を試してみるといいかもしれない。

 

iPhone や iPod touch で App を終了する方法