薬もソフトも飲み合わせには注意

飲み合わせというものをご存じだろうか?

1つだけなら問題の無い薬でも、仮に問題のない薬同士でも複数飲む
薬を飲んだ後に、特定の食べ物や飲み物を合わせることで、身体に良くない影響が出る場合がある。
これを相互作用…飲み合わせが悪い・食べ合わせが悪いと言ったりする。

 

 

例えば、有名なのは薬とお酒の組み合わせだ。
アルコールと一緒に薬を飲むと、薬の効き目が強く出すぎたり、副作用が現れやすくなるのだ。
また、薬をお茶で飲んだとすると
お茶に含まれるタンニンが、薬の成分を変化させ効き目を低下させることがある。
などなど、相互作用による影響は様々なのである。

 

そんな相互作用、パソコンにおいても悪影響を及ぼす場合がある。
その最たるがセキュリティソフトである。

A社のセキュリティソフトを入れて使っていたが、B社の方が良さそうなので入れてみた
だとか
既にA社のソフトが入っていたが、気が付かずB社のものをインストールした
など、日常的に起こりやすいトラブルの一つでもある。

 

2つの異なるセキュリティソフトを、同じパソコンにインストールすると何が起こるのかというと
互いのソフトが干渉し、パソコンの動作が遅くなったり
互いを排除しようとして、結果フリーズするなど、システムに不具合を起こす場合がある。

 

中には、役割が違うセキュリティソフトもあるので、一概に複数入れてはならないと言い切れないのだが
基本的に、1つのセキュリティソフトに絞って使った方が良いだろう。
もしも、他のものを使いたい場合は、既存のソフトを削除(アンインストール)してから使うようにしよう。

 

 

ちなみに、食べ合わせにおいては良い働きをする組み合わせもある。
例えば、ほうれん草とゴマ トマトとアボカド などである。
食べ物もパソコンも、うまく付き合っていきたいところだ。