ネットは未だ怖いところ

かつて「インターネットは怖いところ」という、敷居の高い世界だったと私は思う。
ネットが身近になった今でもそう思う。

 

今朝方、歩道を何かしら配信をしながら歩いている人がいた。
一瞬ではあったがすれ違いざまに、スマホの画面に街路樹と道行く車が映っていたのを見た。
恐らくこの後私も映ってしまったことだろう。

 

動画を撮影し配信するのがもはや当たり前…とも言える世の中ではあるが
そこかしこでカメラが向いていると思うと、やはり気分は良くない。
私としては、そもそも映りたくないので尚更である。

 

例え著名人ではない一般人でも、肖像権というものが存在し
容貌(顔立ち等)を勝手に、写真や動画等で撮影し公開しないように主張できる権利
いわゆるプライバシー権がある。

ただ、朝のケースだと「誰もが通る場所でたまたま姿が映り込んだ」ことになるので
映っちゃってもそこまでダメージはないとして、肖像権の侵害とは言いにくい。
ただ、一部建物や住居の表札など例外にあたる部分もある。

 

ならば、むやみやたらにカメラを向けても良い
と言うことにはならない。
私のように嫌がる人間は一定数いることくらいは「当たり前」として
多少なりとも遠慮や配慮は持つべきだと思う。