数日前のぐにゃぐにゃ文字に関連してのお話。
おさらいとしてぐにゃぐにゃ文字…もといCAPTCHA(キャプチャ)認証とは
人間とBotを見分けるための認証方法で、ぐにゃぐにゃ文字は人間には読めるがBotには読めないという点をついた技術である。
しかし、Botには読めないと言うのも他の技術の向上により突破されつつある。
突破されつつ、ということでGoogleはCAPTCHAをやめ新たにreCAPTCHA(リキャプチャ)を導入する。
こちらの認証方法では、読めそうで読めない文字を入力するわけでも、なにがしかが写った画像を探してクリックするわけでもなく
「私はロボットではありません」と書かれたチェックボックスにチェックを入れるだけで良い。
つまり、ワンクリックで人間かBotかを判別できるのだ。
どうやらチェックボックスをクリックする前後の動きを見てBotかどうかを判別しているらしい。
例えば、チェックボックスの中心を正確にクリックするなど、人間ではできない動きをするとBotと見做されるそうだ。
おまけに、いつの間にかそのチェックボックスもなくなり、マウスの動きやブラウザ上での動きなどからBotかどうかを判別できるようになっている。
そのため、reCAPTCHが導入されていても、ぐにゃぐにゃ文字を読まされる場合は、自身がBotと疑われているということになる。
ブラウザ上での動きを見られている。
セキュリティの為とはいえ、嬉しいようなそうでもないような。