ノーコード

ある日のこと、何の気なしにテレビを見ていたら「ノーコードで云々」というCMを目にした。

 

ノーコードというのは、ツールを介すことでプログラミングの知識を必要とせずにアプリ開発やシステム開発が行えるというもの。
要は「コードを書かなくていい」からノーコードなのだ。
テンプレートや部品の組み合わせでアプリやらを、直感的に作り上げていくのがノーコードである。

反対に100%プログラミングに頼ることをスクラッチと言い(フルスクラッチともいう)
その中間に位置するものをローコードと呼ぶ。

 

このツールを用いればプログラム要らずでアプリやシステムが作れる!というのがツール…ノーコードの売り文句なのだが
ツール頼みのシステム開発になるので、フルスクラッチに比べると自由度はそんなに高くなく
かゆいところに手を届かせようとすれば、結局プログラムを書くことになるという話もあったりなかったりする。

また、出来上がったはいいがその後のアフターフォローは誰がするのだ、だとか
システム屋さんはあんまりいい顔しない事が多い。

そして最大のオチとして、そのツールも誰かがプログラムを書いて、その上で動いている。
真のノーコードは存在しない。