点と線

彼此、約半年もの時間をとある作業に費やしている。

あまり特定の名前を使いたくはないのでボカすが
とある店舗の事務室に入り、目的の機器を交換してくるという作業だ。
文字に起こすと大変チープ、作業時間もそこまで長いというわけでもないが半年も同じ事をやれば言いたいことも出てくる。

 

この作業は、私個人で行っているものではなく
日本全国で同時に行われている為、顔も知らぬ仲間が多い(仲間と言っていいのか?)
そういった事から、手順書なる所謂「お作法」が存在しており、誰がやっても同じ結果になるようにはなっている。

 

で、だ。
この作業を点と捉えるか線と捉えるかで視点が変わる。
同じ作業とはいえ、店舗が変われば様相が変わるため、同じ事はしていても同じ内容になることはほぼ無いと言っていい。
点で捉えれば日々「こなし」
線で捉えれば日々「蓄積」

ここではこういう事があった、次はこうしていこう これはやめよう これならいけるかと工夫。
同じ事でも溜め込んでいけば、いざって時に役に立つ。

 

ただ、半年も場当たり的に同じ事をするのは飽きもくる。
やはり、ほどほど…何事もほどほどが良いのか。

11月も終わり、冬将軍がやってくるだのやってきてただの
何はともあれ ほどほどに、ほどほどに過ごしていきたい。