”困っていない人はICT支援員に相談しない”という当たり前の話

『知らなくても特に支障はないけど、知っていたら便利』なことって、日常の中にたくさんありますよね。
一般的に言われている”ライフハック”のような、生活が豊かに便利になるアイデアや知恵、仕事術のようなものもその一つ。
ちなみに”ライフハック”は元々、IT関係で使われていた用語だったようです。

ICT支援員の業務ってサービスや機器の利用やICT活用が定着すると、次に『知らなくても特に支障はないけど、知っていたら便利』なことを伝える割合が増えていくような気がするんです。
基本はできるので、次は応用編といったようなかんじ。ある意味、裏ワザやライフハックを伝えるような雰囲気になるので、これはこれで面白いのですが…

「知らなくても特に支障がない」ということは、本人はまだ”知らないことにすら気が付いていない”ということ。
イコール相手の方からは相談にやってこないということです。”自分が風邪を引いていることに、まだ気が付いていない人は病院に行かない”
受診や薬を必要としていない的なね…

伝えられる情報やネタはたくさん持っているのに、伝える機会が少ない。
なかなか受け取ってもらえない…そう感じている支援員は私だけではないはず…

タイムラグはあっても、いつか伝えられる機会はやってきます!
全員が受ける健康診断(悉皆研修)や、いつか風邪を引いて受診(相談対応)することも、風邪の流行(校内や他校の事例)を人から聞くことも…
ただ、かなり時間差はあるので(数か月から数年かかることも…)その間、しっかり教材研究や資料作成をしておきましょう!
と自分に言い聞かせて…