おかねだいじ

冬はつとめて(冬は早朝がいい)
そんなわけない。布団の中が一番いいに決まっている。
布団は難攻不落の砦なり、おやすみなさい。

 

増税してからというもの、キャッシュレス決済を利用すればポイント還元!
のような告知をよく目にするようになりました。
それに便乗してなのか、○○Payが増える増える。
最近では銀行口座直結のPayが登場したようです。

 

こういう流れ自体は悪くないと思うんですが、どうしても、乗り気になれない。
電子決済、電子マネー、何Pay(一括りでキャッシュレスとでも言うんですかね)
そういったものを否定するつもりはないですが、なぜだかどうして利用する気にならない。
知らずのうちに、キャッシュレスしてたくらい馴染みがないのです。

よーくかんがえよー、おかねはだいじだよー
10年程前に流されていた保険会社のCMのフレーズ。
確かに、お金は大事なのだ。無くては生きてはゆけぬからだ。
初めて、貰ったお年玉はとっても嬉しかったのを覚えている。
小学生のころ駄菓子を買う時に出した100円玉すら、重たいもののようだった。
今は薄れてしまってはいるけれど、お金を支払うという行為は、重たい印象がある。

 

作業で外に出たときによく耳にするのが
「最近は現金を持っていない人が多い」
というフレーズ。
いや、お財布の中がすっからかんというわけではなく
老若男女、問わず、そういった人が増えている傾向にあるようです。
人通りの少ない町のコンビニでさえ、電子決済が広がっている状況です。
お釣りの数え間違いが減らせてお店側も嬉しい。
スマートでスムーズ、こいつぁ便利だ。

 

お金は大事だとはいうが、重みが失われていくように思えてしまう。
軽快な電子音と共に決済が完了する。
扱うのは同じお金なのに、増えるPay達。
扱いが軽くはないですか。
どうしても、乗り気にならない理由がそこにあるのです。
スマホの画面に表示された100円と、手元にある100円硬貨
どちらも同じ価値であると、私には思えないわけです。

 

海外でキャッシュレスが普及した理由は様々ですが
挙げるとするならば、現金強奪などの犯罪対策・偽札による被害の防止などがあります。
その点日本では、ほぼ無縁。
偽札だなんて、日本の紙幣は精巧に作られていて偽造が難しいですからね。遠いお話なのです。
別に現金決済のままでもよかったのに、何かを火種にして燃え上がらせている印象。
無理して燃やしているから、ズッコケたPayもありました。
そうやってとあるアプリのデータが消えていったこと、私は忘れてはいません。

 

キャッシュレスに乗っかったって、私自身いいことないし、現金持ち歩く方がいいなあ。
そもそもチャージするのが面倒だし忘れてしまうし、
銀行口座直結とか言われても、ズッコケた時が怖い。
古い人間と呼ばれてもいいから、このキャッシュレスの波には乗らなくてもいいや。
ああ、こういう人から淘汰されていくんですかね。