授業中に児童生徒に各端末で特定のWebページを開いてほしいとき、いくつかの方法を知っていると学年、端末操作の習熟度、授業内容などによって選択することができます。

例えば
・URLを直接入力する
・キーワードを使ったインターネット検索をする
・GoogleのClassroomにリンクを貼る
・作成したQRコードを読み込む
・iPadの場合はAirDropで送る
・Appleクラスルームやジャストスマイル、スカイメニューなど、一斉配布機能を使用する
などがあります。

導入されている端末やサービスによって、使用できるツールは異なりますが…
上から順に児童生徒側の操作が多い、難易度が高い順に並べてみました。

極端な例かもしれませんが「Webページを開くにはブラウザで、インターネット検索をする」と、1つしか方法を知らない場合、文字入力ができないから…Webブラウザを使ったことがないから…違うページを開くかもしれないから…など、出来ない理由が膨らんでいったり…”無理!”と最初からゼロになってしまう可能性もありますね。

いくつかの手段が理解できていれば、やり方を考える、変えるなど、対応方法を選択することができます。
ICT機器やツールに関する知識や様々な経験を持っているICT支援員が、先生方と相談をしながら対象の児童生徒や授業に合わせた端末の使い方を提案、サポートすることができます。

授業の中でどこまでICTに時間を割くことができるのか?今まで通りのやり方を継続するのか、新しくチャレンジしてみるのか?子供たちに付けてほしい力は何か?など…ICT支援員も担当の先生方とコミュニケーションを図りながら、サポートをする必要がありますね。

投稿者 るるるん♪

医療福祉系OS搭載のため、個別支援・個別援助の視点がベース。 主に特別支援学校と小学校を担当しているICT支援員です。 社内ではICT支援事業全体の取りまとめもしているので、時々ですが中学校、高等学校にも出没します。よろしくお願いいたします。