続 ibispaintの使い方・その5

イラストを描く力(通称、画力)を向上させたい
そうなるにはどうしたらいい

「ひたすら描く」しかないと多くの人は言うそうです。
答えになっているようでなっていない、そんな答えです。

 

「ひたすら描く」を私なりに解釈すると (たくさんのモノを見て触れた上で) ひたすら描く。
なのではないかと思います。
たくさんのモノを見て触れるとはどういうことかというと
ある時は自分の指や手、ある時はイラスト集など、何か参考にしつつ描けばいい、ということです。

 

手っ取り早い話が、模写(トレース)です。
しかし、iPadで画像を検索しても、写真を撮っても
アイビスやアプリを使おうとすると画面は一つだけなので、なかなかストレスだと思います。
また、ホームに戻ってブラウザやアルバムを開く、センターボタンを2度押ししてアプリを切り替える等
様々な操作をしていたら「ここはこうやって描くのか…」のような閃きは消えてしまうでしょう。
ここでもやっぱりアイビスペイントです。

 

アイビスには写真を読み込む機能があります。今回はそれを使うお話です。

 

 

レイヤーを開いて、レイヤー追加(+)ボタンの列にあるカメラマーク(赤丸)をタップ
   

 

 

すると、自分のカメラロールから写真か画像が読み込めるようになります。
読み込むとこのようになります。ハニワちゃんを呼んでみました。
はにゃ~

 

ここでは、読み込んだ写真や画像を拡大、回転させることができます。
虫眼鏡マークが青色の時、画面をつまんだりすると拡大
虫眼鏡の右にある回転マークが青色の場合は、画面をつまむなどすると回転させることができます。
マークをタップすることで、ON/OFF切り替えができ、両方ONにすることも可能です。  

 

好みの回転具合、大きさになったら緑色のレ点をタップすると
線画を抽出するか聞かれます。
OKをタップすると、画像の色がなくなり黒、白、中間値を調節し線画のみの状態にできます。
キャンセルでそのまま色のついた状態で、キャンバスに画像が読み込まれます。

 

 

ハニワを回転させてもよくわからないと思うので
実践編といきましょう。
自身のカメラロールにあるイラストを
先ほど同様、キャンバスに読み込ませるとこのようになります。

 

 

拡大や線画抽出を駆使すると、ちょうどいい下絵になります。
あとは、線をアイビスのブラシでなぞり、塗るだけ。

 

ちょっと作業風景を…

 

 

結構適当に色を塗っています(塗りつぶせばいいのに)。
たとえ色がはみ出しても、線と色をレイヤー別にしているので、修正がしやすいのです。
(線画だけでも、いくつかに分けてあります)

 

ちょこちょこ手直しをしつつ色を塗ること、大体10時間で完成です。

 

今回のイラストは、メモ紙の裏にシャーペンで描いたものをカメラで撮りました。
シャーペンと紙というアナログなものが、アプリを通じデジタル化できる。
デジタル化させることが、こんなにも手軽になります。

 

ただし、画像が読み込めるからといって、他人の描いたものに少し手を加えて
「あたしが描いたんだ」なんて言って何処ぞにアップロードするのは、NG行為ですからね。
近頃、そういう輩も少なくないのです。

 

友達二人で、一人が紙に描いて、もう一人がアイビスで描く。
二人で一人のイラストレーターになるのだって夢ではないかもしれませんね。

 

では最後に、完成品を。

(このイラストは、オンラインゲームのファンアートとして描いたものです。)

citRINe

citRINe について

読み方は「シトリン」シトリンとは、黄水晶・シトリンクォーツとも呼ばれる水晶のひとつ。特に意味は無い。    そして万年鼻炎、猫は吸うもの嗜むもの。