昨年度から小学校の教科書がかわり、ICTを活用する授業が増えたと思います。
特に小学校4年生以上の国語の授業では、新聞、ポスター、チラシ、パンフレット、プレゼンテーション、動画など作成するものの多いこと。
(場合によってはアナログでも良いとは思いますが…)
個人的には仕事においても(新聞はないけど)ポスター、チラシ、パンフレット、プレゼンテーション、動画を作成することがあります。
ある一定の経験のある社会人だと、これらの違いや目的、対象者を自然と分けて作成していると思うのです。
小学校の中高学年ではどうなのでしょうか?
一応、教科書には”キャッチコピーを考えましょう”とか”タイトルや見出しを付けましょう”とか、記載されていたと思うのですが…
ICT支援員としては、授業をされる先生のねらいや授業を通して子どもにつけて欲しい力などを聞いて、ICTで何をどう使うか?を検討します。
ツールやサービスの選択、テンプレートなどをどこまで用意するのか?といったことなどを含めて、場合によっては授業準備からサポートを行います。
実際の授業支援に入る場合は、ICT支援員として児童生徒先生方のサポートを行いながら検証をしているので、先生とは違った視点で見ていると思うのです。
学びに向かう姿勢や国語の力のようなものは、担当の先生にお任せするとして…
デザインが良いかんじに出来ているとか、操作が早いとか、クラス合同授業だとWi-Fiが…とか、そういったことだけではない。
単元の目標やねらいを達成するために、どのようなICT活用が考えられるか?常にPDCAサイクルをまわしている状態なんです。
新聞、ポスター、チラシ、パンフレット、プレゼンテーション、動画作成も、作成の前段階から、できることがあるかもしれない…と。
ICT支援員やICTサポーターが、学校のICTを支援するだけでなく、ICTを通して児童生徒先生方、学校や地域をサポートできる存在であれるよう、終わりなき地味な作業を日々淡々と繰り返しているのでした。
