UDフォントについて

新年度になってバタバタした毎日を過ごしています。
さて、この時期の学校は児童生徒の実態把握や引き継ぎなどが行われます。視覚障がい分野の場合、その引き継ぎ事項の中にはフォントに関する項目があります。

ロービジョンの場合、見え方は人それぞれなので、見やすいフォントやフォントサイズなどは異なります。ある人は太ゴシック20ポイントだったり、明朝がよかったり、あるいは50ポイントぐらいでないと見えなかったり…。様々です。他にも行数や余白の幅などもあり、見え方は本当に人それぞれです。

ところで、モリサワという会社が出しているUDフォントってご存知ですか?

モリサワUD書体は、「文字のかたちがわかりやすいこと」「読みまちがえにくいこと」「文章が読みやすいこと」をコンセプトに開発されたものです。弱視のかたでも判別がしやすいという研究結果もでています。

新年度の教室掲示や教材作成などで使ってみてはいかがでしょうか?

モリサワのサイトで登録すれば何種類かは無料で使えますよ。

https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/bizplus/