iPhoneとiPad-新機種発表におもうこと-

12日Appleのティム・クックCEOが新iPhoneの発表を行った
高機能で高級なiPhoneと、廉価版のiPhoneを発売することで
誰にでもiPhoneを使ってほしい
ということなのだそうだが
この”誰にでも”というのは、対象が新興国だけなのだろうか?

iPhoneは電話やメール、インターネットやSNSだけでなく
地図/ナビ、スケジュール管理、スマホ決済…などなど
生活の中で必要不可欠なものになっていると思う

さて、特別支援教育でのiPadは?というと
カメラ、インターネット、そして何らかのアプリ
といった使用方法が大半を占めている

それは、私たちが普段使っているiPhoneの延長線上でしかなく
iPhone/iPad=”支援機器”という発想が
まだまだ根付いていないように思うのだ

視覚障がいでは拡大読書器、画面読み上げ、録音再生機
肢体不自由、知的障がいでは
VOCAや絵カードなどのコミュニケーションツール
タイムエイド
読み書き計算の補助ツール
ノートテイク
…まだまだ、あげればきりがないが

これらがiPhone/iPadでもできるということを根底において
日頃から児童・生徒達と関わっていないと
本当に児童・生徒にとって必要なICT支援には繋がりにくいなぁ
と密かに思っている(ここで暴露しちゃった…)

新iPhoneが発売されても
一般ユーザーがついていけてないのは
iPhone普及時から、身近なところで見てきたけれど
(過去記事に登場した実妹もその一人)

機能追加、改善でApple信者が喜ぶだけでなく
”誰にでも”使いやすいiPhone/iPadになることを祈るばかり

Siriの性能が良くなるとか
入力方法(視線入力やキーボード種など)の選択肢が増えるとか
いろいろ…ね…

ちなみに私は
ジョブさんのコンセプトや考え方は好きですが
信者ではありませんので
あしからずご容赦ください(^▽^;)