複数の世界で生きる「メタバース」と、これからの情報モラル教育

早い学校はすでに冬休みに入っているところもあるようですね。
今年も鳥取県内外、ICTに関する様々な研修会の講師として呼んでいただきました。

教育機関にICT支援員として関わっている中で、個人的に今年特に印象に残ったのが「メタバース」
研修内容でも先生方との何気ない会話でも「メタバース」という用語が出てくるのです。

簡単に「メタバース」とは…
仮想空間でユーザーがアバター(自分の分身キャラクター)を使って、交流や経済活動などの社会生活を行う。

そして、ついに私もスマホアプリでアバターを作ってみました。
こだわりとかがなければ、ほんの数分で作成できる手軽さ。作ったアバターは他のサービスとの連携で、仮想空間で動かすこともできます。

ちなみに私が利用したのはこちら▽▽
REALITY
Apple  https://apps.apple.com/jp/app/reality-顔出しナシのライブ配信アプリ/id1404176564
Google https://play.google.com/store/apps/details?id=net.wrightflyer.le.reality&hl=ja&gl=US&pli=1
メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)
https://cluster.mu/

学校の情報モラルもSNSやテキスト(文字)ベースのやりとりから、仮想空間やボイチャ(ボイスチャット)などなど…
インターネットサービスの進化と普及が想像以上に早いので、ますます管理、監視、制限などは難しくなっていくよね…と思うのでした。

「写真や動画投稿では、映り込む背景や制服で個人情報が洩れる」といった情報モラルの基本ネタも、背景もキャラクターも名前も全て仮想だったら…
最早気を付けるところはそこじゃない!ってなりますよね。

教職員や親といった大人たちが、子どもたちに伝えられることは何か?
考えさせられるきっかけとなったキーワード「メタバース」でした。