みなさんはショートカットをお使いでしょうか。
Word/Excel/PowerPointにくわえ、様々なファイルの保存や更新などが出来たり、
アプリを閉じたり、タブを移動したり、ファイルや新規ウィンドウを開いたり、
非常にたくさんのショートカットがあります。(上記に上げたものは多くがCtrlキーを使用するものです)
特にプログラムなどの作成・編集に使うエディタや、office系製品、画像編集などが出来るアプリなど、アプリが高機能であればあるほど、ショートカットキーを覚えることで作業を効率化することができます。
アプリによっては独自のショートカットが設定されていたり、ユーザーがショートカットキーを指定したりできるものもあります。
Windowsの機能でも、一部の機能を割り当てられるようになっていますね。
そんなショートカットキーたちですが、ショートカットのためにあるようなキー、ファンクションキーというやつもいますよね。
ファンクションとは、関数のこと。例えばプログラミングにおいては、機能をまとめたもののことです(とてもざっくり)。
ファンクションキーを使ったものとして、入力内容の変換は比較的有名でしょうか。
日本語文字入力時、確定前の段階で、
F6:全角ひらがな
F7:全角カナ
F8:半角(大文字/小文字切り替え)(文字種により異なる)
F9:全角(大文字/小文字切り替え)(文字種により異なる)
F10:半角アルファベット(頭文字大文字/全小文字/全大文字切り替え)
・・・といった動きをします。F7はわりとよく使うかもしれませんね。
ちなみに、F3で入力しようとしている内容をページ内検索できます。
では、Excelでファンクションキーを使ってみましょう。
F1:ヘルプ
F2:選択中セルの編集
F4:新しいBookを開く
F5:セルの移動(「A20」など指定)
F6:大きな項目の選択(ヘッダーとメニュー・シート内・フッターを順に)
F7:スペルチェック
F8:選択範囲の拡張(セルを移動する要領で選択範囲を広げることができる)
F10:ヘッダーとメニューのショートカット表示
F11:グラフの作成(シートのように増える)
F12:名前を付けて保存
※Excel2016で検証
選択中セルの編集は、活用しやすそうに思います。ダブルクリックや入力フォーム部分を書き込まなくても、入力内容を編集することができます。
選択範囲の拡張は、人によっては使いそうですね。キーを押した回数分広がることになるので、マウスでの操作ミスは発生しません。
バージョンなどにより動作が異なる場合があります。消えたり変わっても問題ないExcelファイルで試してから使ってみてください。
他のOffice製品でも、F1はヘルプになっています。F2~F12は異なるのでご注意ください。
続いて、Chromeの場合。
※ブラウザであれば同様の動作をするものも多いです
F1:ヘルプ
F3:ページ内検索フォームを開く
F5:ページ再読み込み
F6:アドレスバー全選択
F11:全画面表示切り替え
F12:ディベロッパーツール表示切り替え
F5は便利。しかしながら連打はやめましょう。Dos攻撃として犯罪に当たる可能性がありますし、不要にネットワークやサーバーに負荷をかけることになります。
今回はファンクションキーの使い方を一部ご紹介しました。
この内容だけではほんの一握りなので、普段お使いのアプリでどんな使い方が出来るのか、試してみていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
皆様のお役に立てれば幸いです。