ラヂオ

ラジオ、レディオ、レイディオ
元々はradiotelegraphyという単語の短縮語を語源としている。ちなみに意味は無線通信。

 

さて、そんなラジオだが、実際に放送を聞いたことはあるだろうか。
私の場合は、ほぼ無い。
一応、実家にはラジカセが置いてはあった。
当時は、使い方が分からなかったうえ、電源が入ったとしてもスピーカーから聞こえる砂嵐の音に恐怖したのを覚えている。
また、中学生の時には某通信教育講座のポイント交換でラジオを貰ったことがある。
しかし、聞きたかった放送は電波が入らずで聞けず、聞けても大半はノイズ混じりだったので
ラジオの電池を抜いてそのまま物置に封印した記憶がある。
車移動が主な現在だが、聞いているのはもっぱらiPodからの音楽である。

 

つい最近知った話なのだが、ラジオで収録された音声とスピーカーからでる音声には殆ど差がないのだと言う。
現場の声、生の声をお届け!みたいなフレーズを聞いたことがあったが、本当に生の声だったとは思いもしなかった。

近頃は「radiko(ラジコ)」と呼ばれる2010年から始まっているサービスもある。
radikoを簡単に説明すると「スマホでラジオが聞ける」というものだ。
都市化の影響で、前までは聞けていたラジオに雑音が混じるようになっていたり
離島や山岳部では電波が届きにくい
そもそも若い人たちに聞いてもらえない
などという背景から、ラジオ放送をライブストリーミング(生配信)を行う事でそれらの問題解消を図ったのがradikoだ。
基本的には端末のGPS情報をもとに地域判定を行い、その地域の放送局を配信している。
有料のサービスにはなるが、全国の放送局の配信を聞くこともできる。
なので、鳥取にいながらにして東京の放送を聞くということも可能なのだ。
テレビドラマや映画のサブスクライブのラジオ版ともいうべきだろう。

 

これを利用すれば、当時聞きたかった放送が聞ける!と思って番組表を見てみたが
10年前のものになるので、当然番組は終了していた。
ラジオへの意欲が再燃したかと思えば、火の手を上げることなく消滅した瞬間である。