iOS、大幅アップデートしない選択も

早いもので、iOS15がリリースされてからもう2か月。

バグの出がちな初回リリースもすぎ、iOS14からのアップデートを検討中の方もおられると思います。

 

ところで、OSアップデート、普段意識してやっていますか?

「アップデートの準備が出来ました」とか通知が出て、「あ、今日は充電したまま寝なきゃ」とか、
「朝起きたらアップデートされてた…」なんてことの方が多いかもしれません。

普段のアップデートは、そんなに意識しなくてもいいようになっているんですね。
(「自動アップデート」の機能のおかげです。)

 

 

今回のアップデートから、1つ前のiOS(今回ならiOS14)について、セキュリティに関するアップデートが行われるようになりました。


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ソフトウェアアップデート

iOSでは、2つのソフトウェアッデーバージョンのどちらをインストールするか、設定アプリで選べる場合があります。iOS 15の最新バージョンがリリースされたらすぐにアッデートを行って、最新の機能と最も充実したセキュティアッデートを利用することも、重要なセキュティアッデートを利用しつつ、iOS 14を使い続けることもできます。

iOS 15 – 特長 – Apple(日本)より引用)

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以前は、大幅アップデートが行われたら、1つ前のiOSはバージョンアップされず、
セキュリティリスクを抱えたままアップデートしないで使うか、最新OSへ更新するかの2択でした。

今回のアップデートでは、セキュリティアップデートを受けながら、1つ前のiOSを使い続けることが出来るようになりました。

 

↓ 今回のアップデート画面(iPhoneXR,iOS14.8,1,ダークモード)
「iOS 15にアップグレード」をタップすると、iOS15の情報が出てくる

 

大幅アップデートは、データ量が大きいのが常ですが、今回は特に大きいですね…(写真では5.46GB、あるiPadでは2.4GBほど等)

データ容量が足りない場合は、iTunesなどを利用してアップデートすることもできます。

影響がなければ、アップデートはしておいたほうが良いことが多いですが…

選択できるようになりましたから、それぞれの事情に合わせてご検討ください。