モバイルバッテリーのはなし

車やスマホ、果てはドライバーのような工具など
これらは共通して「バッテリー」を備えている。

 

このバッテリー、お堅く言えば二次電池と呼ばれ、充電式電池を略して充電池と呼ばれることもある。
ちなみに一次電池とは、たいてい乾電池のことを指す。
違いをざっくり言うと、使い切りが一次電池・繰り返しが二次電池である。

 

バッテリーと言えば「モバイルバッテリー」を思い出すだろう。
(モバイルバッテリーは和製英語で、英語圏ではパワーバンクと呼ぶ)

これが普及し始めたのは2007年のこと。
三洋電機(現パナソニック)の商品が、携帯からデジカメ、携帯ゲーム機が屋外でも充電できる
ということから便利であると普及していった。
そして、東日本大震災を機に防災グッズとして注目を浴び、2016年の「ポケモンGO」を経て
モバイルバッテリーは、今やスマホのお供として欠かせないものとなっている。
余談だが、Ankerからポケモン柄のモバイルバッテリーが販売されていた時期もある。

 

モバイルバッテリーを保管する時は、少しだけ気を遣ってあげてほしい。
電池と言うものは、使わず放置していると蓄えてある電気量が徐々に減る「自然放電」という現象が起こる。
特に、二次電池はその現象が大きく現れやすいのだ。
それなら電池残量0%で保管しておけば良いのでは?と思うかもしれないが
電池量がゼロでも自然放電は起こる。
このまま放置しておくと「過放電」という状態になり、次に使う頃にはバッテリーが使えなくなる可能性がある。
なので、程よく充電した状態で保管しておくと良い。
保管には、日の当たらない風通しの良い場所を選ぼう。

 

大事にしておけば、いつかきっと役に立つ。