授業でYouTubeを使用することについて

教育テレビの番組をビデオ録画やDVDにダビングして使う←平成で行われていたこと
インターネットやアプリでNHKforSchoolを使う←平成後期~令和で行われていること

私(昭和生まれ)が小学生だった頃は、午前中の教育番組の放送時間に合わせて先生が授業をされることや、ビデオ録画したものを使用するということもあったと記憶しています。どちらにしても”この番組を見せたい!””授業に有効だと思う”といった先生の強い思いがないと、なかなかできないことだと大人になった今あらためて思います。

ところが…インターネットの普及と学校のネット環境が整備されたおかげで、テレビ番組の放送時間に合わせて授業を行うことも、先生の自宅で録画予約をすることも必要がなくなったわけです。たくさんの情報やデータが簡単に手に入ったり、繋がったりできる分”選別すること”と”なぜそれを使用するのか?”といった取捨選択や目的が必要となってきました。

学校でのYouTube使用を不可としているところもあると思いますが、そうでない場合は使用目的がはっきりとしているか?そして、その目的を第3者に聞かれた時に伝えることができるかどうか?が判断基準の一つとして使えるのではないでしょうか?

ここまでは先生方に情報モラルや著作権といった、基本的なモラルや考え方が身についていることを前提として書いていました。
もしも、万が一そうではない場合…追加の判断基準は”それってYouTubeにしかないの?”です。

ちなみに特別支援学校でのYouTube使用はどうなっているのか?については、こちらの過去記事をどうぞ
↓ 2018年7月31日 YouTubeは教材として使えるのか?
https://www.dreamonline.info/archives/1074